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婦人科のがんで最も多いのは子宮がんです。 子宮がんは子宮頸部がんと子宮体部がんに分けられます。 我が国では、子宮体部がんの発生する割合は少なく、子宮頸部がんの約5%ほどでした。 最近増加して、治療施設によっては30%を超えるようになりました。 同じ子宮のがんであっても、
子宮体部がんと子宮頸部がんは、診断・治療・予後において すべて異なりますので、子宮体部がんと子宮頸部がんの違いを正しく理解することが大切です。
子宮体部がんは疫学的に、動物の脂肪を好む食生活をする地域に多いことが知られています。 我が国に住む日本人に比べて、ハワイに住む日本人の発生頻度は高く認められています。 最近の子宮体部がんの増加は、食事が肉食を主とする欧米型にかわってきたことが ひとつの原因としてあげられています。女性ホルモン(エストロゲン)が、 その発がんの一部にかかわっていると考えられていますが、 脂肪の中にはエストロゲンが溶け込んで存在しているからです。 その他、近年の日本人女性の晩婚化、少子化も 子宮体部がんの増加の原因として、あげられています。
子宮体部がんは子宮内膜がんとも呼ばれるように、 胎児を育てる子宮の内側にある子宮内膜から発生する病気です。 一方、子宮腟部や頸管の上皮から発生したがんが子宮頸部がんです。 また、成人になると子宮はくぼんだ西洋梨状になります。
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